風しんに注意しましょう!

2018.08.21

風疹の患者数が、千葉県・東京など関東地方で急増しています。
県内市内でも、風しんに罹患した患者の報告がありました。

発熱、発疹などがみられ風しんを疑い受診をされる場合は、必ずサージカルマスクを着用して来院ください。なお、受診時にはお近くの職員に「風しん」の疑いがある事をお伝えください。

風しんは、妊娠初期にかかると、胎児に感染し、赤ちゃんが、難聴、白内障、先天性心疾患を特徴とする先天性風しん症候群を持って生まれてくる可能性が高くなります。
特に、妊婦の方を守る観点から、次に該当する方は、任意で風しんの予防接種を受けることをご検討ください。

・特に30代から50代の男性
・妊婦の夫、子ども及びその他の同居家族
・10代後半から40代の女性(特に妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い者)
 【注意】次のいずれかに該当する場合は除く
    ・風しんの予防接種を受けたことがある
    ・風しんに対する抗体が陽性であると確認ができている

風しん(三日ばしか)について

風しんウイルスに感染して起きる発疹性の病気で、軽い麻しん(はしか)にている症状。2~3週間の潜伏期の後、発熱と共に発しんがみられ、3日程持続する。この時期に首や耳の後ろのリンパ節の腫れる症状が現れることも特徴。感染しても症状の出ない場合もある。
特に成人で発症した場合、高熱や発しんが長く、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがある。

参考ホームページ

広島県感染症・疾病管理センター(ひろしまCDC)

厚生労働省(風しんについて)