放射線科

放射線科の特徴

・放射線科医1名と診療放射線技師7名が一丸となり診療を行なっています。
・80列マルチスライスCTと1.5TのMRI装置を導入し、高度な画像診断を提供しています。
・放射線専門医が読影し結果を各診療科へレポートすることで、早期に的確な治療へと繋がっています。
・女性技師が乳房撮影(マンモグラフィ)を担当しています。
・被ばく線量管理システムを導入し、ガイドラインに沿った放射線被ばく低減に努めています。

<2021年度目標>
・人権やプライバシーに配慮した診療を心がける。
・チーム医療を促進する。

一般撮影室

・X線を照射して胸部や腹部、骨の写真を撮る単純X線撮影を行います。
・整形外科の下肢全長や全脊椎撮影は部屋をかえてX線テレビ透視室で行います。

<一般撮影を受ける方へ>
・撮影範囲にネックレス、エレキバン、湿布、使い捨てカイロ、ブラジャー等があると、外していただく事があります。
・プリントや刺繍のある衣類も写真に写ることがあります。検査衣を用意していますのでお着替えください。
・妊娠の可能性がある方は検査前に担当技師へお伝えください。

<使用装置:撮影室1>
・X線高電圧発生装置 KXO-50R(キヤノンメディカル 2006.11設置)
・デジタルFPD立位 PLAUDR C30(コニカミノルタ2010.03設置)
・デジタルFPD臥位 PLAUDR C30(コニカミノルタ2010.03設置)
・画像診断ワークステーション CS-5(コニカミノルタ2010.03設置)
・デジタルCRカセッテシステム REGIUS MODEL190(コニカミノルタ 2007.05設置)

<使用装置:撮影室2>
・X線高電圧発生装置 KXO-50SS(キヤノンメディカル 2020.01更新)
・デジタルCR立位 REGIUS MODEL370(コニカミノルタ 2007.05設置)
・デジタルCR臥位 REGIUS MODEL570(コニカミノルタ 2007.05設置)
・画像診断ワークステーション CS-3(コニカミノルタ 2007.05設置)

乳房X線撮影室(マンモグラフィ)

・マンモグラフィ(乳房X線撮影)は専用の装置を用いて撮影します。
・乳房を撮影するのに適したX線を用いる事で、乳房の細かな異常を写しだすことができます。
・乳腺や脂肪の重なりを避けるために、乳房を圧迫して撮影します。
・女性技師が専任で撮影を行います。

<乳房X線撮影を受ける方へ>
・上半身は裸になっていただきます。
・眼鏡やネックレスをはずしていただき、髪の毛が写らないようにまとめていただきます。
・制汗剤やパウダーは、病変のように写ってしまうことがありますので拭き取っていただきます。
・豊胸手術やペースメーカーの埋め込み術を受けられた方は、検査を受けられない場合があります。
・乳房を圧迫して撮影しますが、我慢できない場合は遠慮なくお伝えください。
・妊娠中の方、または妊娠している可能性がある方は原則乳房X線撮影を受けることができません。
・検査時間は更衣から撮影終了まで約10分から15分程度です。

<使用装置>
・デジタルマンモグラフィFPD Pe・ru・ru(キヤノンメディカル 2009.08更新)
・フィルムレーザーイメージャー DRYPRO873(コニカミノルタ 2021.09更新)

骨塩定量検査室(骨密度DXA)

<骨塩定量検査を受ける方へ>
・登録に必要なため、身長と体重をお伺いする場合がございます。
・検査部位に金属等がある場合は、検査着に着替えていただく場合がございます。
・検査情報として身長と体重をお伺いすることがあります。
・検査中は動かないようにしていただきます。息を止める必要はありません。
・検査時間は入室から結果を渡しするまで、10分から15分です。

<使用装置>
・DXA型骨密度装置 Horizon Ci(東洋メディック 2020.01更新)
・海綿骨構造指標ソフトウェア TBS iNsight(東洋メディック2020.01設置)

CT検査室

・X線CT(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)は、X線を利用して人体の輪切り像を得る検査です。
・血管や病変を映し出す造影剤を注射し、病気を早い段階で発見し性質を調べることが可能です。
・Japan DRLs 2020に示された診断参考レベルを利用して、適切な被ばく線量管理を行なっています。

<CT検査を受ける方へ>
・検査を受けられる方は放射線科受付にいらして下さい。
・救急患者を受け入れていますので、緊急検査を優先して行う場合がございます。
・進行状況により、ご予約時間、順番が前後することがございます。
・適切な被ばく線量管理を行うため、体重(kg)をお伺いする場合がございます。
・造影剤を使用する検査の場合、予約票の注意事項を必ずお守りください。
・撮影範囲にブラジャーやファスナー等があると、外して検査をします。
・検査着を用意していますので、必要な方はお伝えください。
・検査部位に次の機器が含まれる場合、当院では検査ができません。
CRT-D(両室ペーシング機能付き植込み型除細動器)
ICD (植込み型除細動器)
・お子様が検査を受けられる時、防護着を着用して介助をお願いする場合がございます。

<使用装置>
・80列マルチスライスCT Aquilion Prime SP(キヤノンメディカル 2021.09更新)
・CT用造影剤注入装置 Dual Shot GX7(根本杏林堂2021.09更新)
・汎用画像診断装置ワークステーション Ziostation2(アミン2021.09更新)
・被ばく線量管理システム FINO.XManage(コニカミノルタ2021.09設置)

MRI検査室

・MRI とはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略称です。
・非常に強い磁石と電磁波を利用し、人体の様々な断面を撮像する検査です。
・X線を使いませんが、CT検査と比べて検査時間が長く、大きな音がします。
・現在1.5Tテスラが稼働しており、様々な部位・疾患に対して必要な情報を提供しています。
・強い磁場という特殊な環境下で行う検査ですので、「臨床MRI安全運用のための指針」に則った安全管理を行なっています。

<次の方はMRI検査を受けることができません>
・心臓ペースメーカーを使用している方(MRI対応型でも当院では検査できません)
・人工内耳を埋め込まれている方
・可動型義眼を装着している方
・MRIに対応していない金属が体内に埋め込まれている方

<次の方はMRI検査を受けることができない場合があります>
・脳動脈瘤の手術を受け金属クリップを入れている方
・金属製の心臓人工弁を入れている方
・その他の金属を体内に入れている方(眼に金属粉等が入っている可能性のある方)
・妊婦又は妊娠している可能性がある方
・閉所恐怖症の方

<検査室に持ち込めないもの>(前室で外していただきます)
・金属類:時計、メガネ、ライター、鍵、アクセサリー(ピアス、ネックレス、指輪)、ヘアピンなど
・磁気カード:キャッシュカード、テレホンカード、定期券、駐車券、診察券など
・その他:携帯電話、補聴器、入れ歯、カイロ、湿布、マスカラ、アイシャドウ、刺青など

<使用装置>
・1.5T超電導MRI Vantage Atlas-X(キヤノンメディカル 2010.03設置)
・乳がん用マンモコイル ブレストSPEEDER(キヤノンメディカル 2010.03設置)
・MRI用造影剤注入装置 Sonic Shot(根本杏林堂 2010.03設置)
・汎用画像診断装置クライアント Zio VGR(アミン 2021.09更新)

X線テレビ透視室

<ドック・検診胃透視検査>
・バリウム造影剤と発泡顆粒(炭酸)を飲んで、食道、胃、十二指腸を撮影する検査です。
・検査中は体の向きを変えたり台を起こしたり寝かしたりして撮影します。
・検査前は食事制限などがあります。
・更衣室で検査着に着替えていただきます。
・ネックレスやメガネ、時計などは検査前に外していただきます。
・検査後は、バリウムを排泄させるため、十分に水分を摂ってください。
・便が白くなりますがバリウムが全部排泄されるとおさまります。

<注腸検査>
・肛門に挿入したチューブから、バリウムやガストログラフィンなどの造影剤と空気を大腸に注入します。
・最近では内視鏡検査が主流となり件数は減ってきていますが、手術目的で大腸の走行、病変の位置を確認するために行なっています。

<ERCP検査>
・内視鏡を使って胆管、膵管を造影する検査をERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)といいます。
・造影剤を入れて膵管や胆管のX線写真を透視装置で撮ります。
・ERCPに続いて内視鏡的乳頭切開術(EST)と内視鏡的結石除去術も行われることがあります。
・内科の内視鏡チームが行い、透視撮影を放射線科が行なっています。
・検査中は散乱線防護クロス(RF-ProCloth)を設置して、術者の散乱線被ばく防止に努めています。

<泌尿器科系検査>
・泌尿器科医師による、造影検査やステント交換などを行なっています。

<長尺撮影>
・整形外科の下肢全長撮影や全脊椎撮影を行なっています。

<使用装置>
・17インチFPD型 X線TV ZEXIRA(キヤノンメディカル 2020.11更新)
・散乱線防護クロス RF-ProCloth(保科製作所 2020.11設置)
・長尺撮影対応ユニット(キヤノンメディカル 2020.11設置)

多目的デジタルX線テレビ室

<血管造影検査>
・DSAを用いた腹部の血管造影検査が行えます。

<泌尿器科系検査>
・泌尿器科医師による、造影検査やステント交換などを行なっています。

<術後透視検査>
・術後の造影剤を使った透視検査を行なっています。

<使用装置>
・多目的デジタルX線TV Ultimax80 FPD(キヤノンメディカル 2008.05設置)
・AG用造影剤注入装置 PressPro (根本杏林堂 2008.05設置)

結石破砕検査室(ESWL)

・体外衝撃波結石破砕術(ESWL)とは、体外で発生させた衝撃波を結石に集中させ、粉々に砕く治療法です。
・細かく砕かれた結石は数日中に、尿と一緒に排石されます。
・泌尿器科医師が体外式結石破砕装置を使い行います。

<使用装置>
・体外式結石破砕装置 インテグラ(ダイレックスジャパン 2015.10更新)

その他の放射線機器

手術室 :回診用X線撮影装置 MUX-10(島津製作所 2008.11設置)
     外科用X線装置 Clearscope1000(キヤノンメディカル 2012.07更新)

病室用 :回診用X線撮影装置 PX-100CL(メディソンアコマ 2001.02更新)

放射線サーバ室 :PACS RapideyeCoreTFS-01KX(キヤノンメディカル 2021.08更新)
                      被ばく線量管理システム FINO.XManage(コニカミノルタ2021.09設置)