【ダニ】にご注意ください!

2019.05.10

広島県内では、ダニによる感染症の患者が毎年数十名発生しています。

春から秋にかけて山菜採り、キャンプ、ハイキング、登山、ゴルフ、農作業など、山や草むらで活動する機会が多くなる季節です。ダニにご注意ください。

ダニに刺されることで起こる感染症≫

リケッチアやウイルスという病原体を保有するダニなどに刺されることにより起こる感染症は、日本紅斑熱、 重症熱性血小板減少症候群(Severe fever with thrombocytopenia syndrome:SFTS)、つつが虫病、ダニ媒介脳炎、ライム病など

≪ダニに刺咬されないことがとても重要!ダニに咬まれないためのポイント!≫

□ 肌の露出を少なくする  ⇒  帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等

□ 長袖・長ズボン・登山用スパッツ等を着用する  ⇒  シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中

□ 足を完全に覆う靴を履く  ⇒  サンダル等は避ける

□ 明るい色の服を着る  ⇒  マダニを目視で確認しやすくするため

 ≪ダニに咬まれたときの対処法≫

□ 無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科など)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらいましょう。

□ ダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けて下さい。

≪受診の際には、看護師・医師に下記の情報をお伝えください≫

□ 日付け    □ 場所    □ 発症前の行動(2週間程度)

   例)◯月◯日、◯◯市の野山に行った。〇月◯日、農作業を行った。など

 

※詳細情報

広島県感染症・疾病管理センター(ひろしまCDC)

厚生労働省(重症熱性血小板減少症候群について)

 (PDF) ダニにご注意ください(厚生労働省)