出張講座を開催しました(平成30年2月~3月分)

2018.04.03

三原赤十字病院では、地域の皆様が安心して地域の中で暮らせるよう、病気の予防、健康づくりの一環として、当院で働く看護師や管理栄養士、理学療法士といった専門職の職員を派遣し、皆様の疑問や質問にお答えする「出張講座」を実施しています。


■2月15日:テーマ『受容と傾聴』
  【依頼元:久井町関係機関連絡調整会議 様(三原市久井町)】(講師:社会福祉士)

 相談援助技術における傾聴法について講演を行いました。相談支援における援助技術の基本について振り返りと共に、改めて受容と傾聴についてお話いたしました。
 受講者の皆様からは「分かりやすかった。話の内容が現場にマッチしていた。自分の仕事の指標となった。ペース配分が絶妙だった。」「日頃の活動に活かしていける内容でした。自分自身の活動も振り返れるきっかけになりました。」といったご意見をいただきました。


■2月16日:テーマ『毎日の心がけで腰痛を防ぎましょう』
  【依頼元:認知症予防自主グループ「友愛」 様(三原市城町)】(講師:理学療法士)

 健康を維持するための身体づくりについて出張講座を実施しました。内容は、腰痛予防を中心に、体幹の筋力エクササイズや、ストレッチなどの実技をまじえて講座を行いました。
 受講者の皆様からは「体操の指導が非常にありがたかったです。」「年齢に合った説明、動作で分かりやすい。」といったご意見をいただきました。


■2月19日:テーマ『健康な高齢者を目指して』
  【依頼元:西大田ふれあいサロン 様(世羅郡世羅町)】(講師:看護師)

 老年期の病気の特徴や、老年期に起こりやすい事故についてのお話を中心に座学を行い、食事介助については実際にゼリーを使用し、介助の実技練習を交えて実施しました。
 受講者の皆様からは「ゼリーの食べ方を実習したので大変勉強になりました。」「認知症の夫が今は自分で食べられるが、将来介助が必要になった時参考になると思います。」といったご意見をいただきました。


■2月22日:テーマ『健康を維持するための身体づくり』
 【依頼元:サロン金売 様(三原市本郷町)】(講師:理学療法士)

 椅子座位・立位での筋力エクササイズやストレッチなど実技を中心に実施しました。
 受講者の皆様からは「私の身体に必要なことばかり聞けてとてもよかった。ありがとうございました。」「適度に体を動かす方法をおそわったので続けてやってみたい。」といったご意見をいただきました。


■3月27日:テーマ『認知症について詳しく知ってみよう』
  【依頼元:甲山愛楽サロン 様(世羅郡世羅町)】(講師:認知症看護認定看護師)

 認知症の概要や、食事、運動など認知症の予防に関する知識についてパワーポイントを用いて講義を行いました。
 受講者の皆様からは「認知症については何となく理解していましたが、講座を聞いて生活に役立てていけると思います。」「良い話を聞いたと思っています。自分の現状に合う事もあって良かった。」といったご意見をいただきました。


■3月29日:テーマ『緩和ケアについて』
  【依頼元:(有)まつした 様(三原市城町)】(講師:看護師)

 緩和ケア、看取りとは何かといった内容から、看取りの実際、遺された家族に対する悲嘆への援助などについてパワーポイントを用いて講義を行いました。
 受講者の皆様からは「本人を受け止めることの大切さ、死に寄り添う事の大切さを知る事が出来ました。」「分かりやすい言葉で学ぶことが出来、すぐに役立てられそう。具体的な話もあり、すぐイメージできた。」といったご意見をいただきました。


講師の派遣にかかる費用については無料です。
ぜひ地域での集まりやサークル活動、会社の研修などなど、お気軽にお声掛けください。
これからも地域の皆様の健康と、安全に寄与できるよう活動を続けてまいります。

     【連絡先:三原赤十字病院 地域医療連携課 (直通電話番号 0848-61-3812)】

    ※「出張講座」のお申込み方法や内容はこちら(ページ後半部分)をご覧ください※