入院患者様に行事食(七夕)を提供しました。

2021.07.13

七夕と言えば、「織姫と彦星が1年に1度、天の川を渡って逢瀬を交わす」というエピソードが有名ですが、
実は7月7日は「そうめんの日」でもあるそうです。

昔から中国では病を避けるまじないとして、七夕に小麦粉などをひも状に練って揚げた「索餅(さくべい)」
というお菓子が食されていました。

これが唐の時代に日本に伝わり、変化してそうめんになったと言われています。
徳川将軍の七夕の祝膳にもそうめんが出され、庶民の間でも贈答品として出回っていたそうです。※諸説あり

当院では入院患者様に、七夕に因んだ料理を提供しました。
雰囲気を感じれるよう、短冊も付けさせていただきました。

いつもと一味違う季節を感じる料理で患者様にも喜んでいただけました。
今後も、入院患者様が少しでも季節の移り変わりを感じられるよう、工夫を凝らした行事食を提供していきます。

献立名:枝豆ご飯、鮎の塩焼き(ポン酢付)、彩り素麺サラダ、七夕あんみつ
    ※糖質等の各種制限がある患者様は七夕ゼリー

七夕ゼリーは、調理師の手作りで、ミルクベースのゼラチンゼリーの上、マンゴーをミキサーにかけ、寒天と混ぜて星型に切り抜いたゼリーを飾り付けにのせています。
また、パルスイート(カロリー0の甘味料)を使用し、血糖値に配慮しています。