入院患者様に行事食(ひな祭り)を提供しました

2024.03.04

ひな祭りには、女の子の美しく健やかな成長を願うという意味が込められています。ひな人形を飾るのも、流し雛の風習のように「女の子の穢れを人形にうつし、身代わりとなって厄災を引き受けてもらう」という意味があるようです。

また、ひな祭りには人形だけでなく桃の花を飾る風習もありますが、これにも意味があります。

中国の上巳の節句では、桃の花が使用されていました。これは、単に季節の花であることに加え、桃の花には魔除けの力があると信じられていたことに由来するようです。

病や厄を寄せつけないことから長寿の木として親しまれており、縁起のよいものとして飾られていたと伝えられています。

当院でも、「ひなまつり」をイメージした食事を提供させていただきました。

いつもと一味違う季節を感じる料理で患者様にも喜んでいただけました。
今後も、入院患者様が少しでも季節の移り変わりを感じられるよう、工夫を凝らした行事食を提供していきます。

 

◆常食◆
ちらし寿司、えびしんじょの清汁、桃のムース

◆糖尿病食◆     
白飯、鮭の菜種蒸し、えびしんじょの清汁、ミルクゼリー

◆幼児用のひなまつり寿司◆