入院患者様に行事食(ひな祭り)を提供しました。

2022.03.04

ひな祭りの由来には諸説があるものの、中国の五節句のうちの一つ、「上巳の節句」が日本に伝わったとされています。
季節の節目は邪気が入り込みやすいと言われていたため、上巳には厄や邪気を払うための行事が行われていたようです。
中国では川で身を清める習慣があったことから、平安時代、紙の人形に自身の穢れや厄をうつして川に流す「流し雛」が行われていたと言われています。
そして、人形がだんだん立派になり、貴族の子どもの間で流行っていた「ひいな遊び」と呼ばれる人形を使ったおままごとと結びついていったようです。
この「ひいな遊び」が江戸時代にひな祭りへと変化し、女の子のための行事として家に人形を飾る風習が定着したと言われています。

当院では、入院患者様に「ひな祭り」にちなんだ食事を提供し、
いつもと一味違う季節を感じる料理で患者様にも喜んでいただけました。
今後も、入院患者様が少しでも季節の移り変わりを感じられるよう、工夫を凝らした行事食を提供していきます。

常食
・ちらしずし ・はまぐりのすまし汁 ・桃のムース(梅の花を型取った桃風味のゼリーを盛り付けています。)

糖尿病食
・ご飯 ・鯛の菜種蒸し ・はまぐりのすまし汁 ・菜の花のお浸し ・ミルクゼリー(梅の花を型取った桃風味のゼリーを盛り付けています。)