入院患者様に行事食(お月見)を提供しました

2022.09.13

秋と言えば、「お月見」
そもそも「満月を眺めて楽しむ」ことをお月見と言います。

日本では、お月見は貴族文化として広まり、管弦楽を楽しんだり、詩歌を詠んだり、お酒を飲んだりと豪華な宴が催されていたようです。

そして、江戸時代に入ってから徐々に庶民にもお月見の文化が広まるようになったとされています。
これは、お月見の時期が農作物の収穫の時期と近かったために、秋に採れた農作物への感謝を伝える意味が込められるようになったからだと伝えられています。

そして現在では、十五夜に満月を観賞したり、お団子やすすきを供えたりしてお月見を楽しむようになったそうです。

当院では、入院患者様に「お月見」をイメージした食事を提供し、
いつもと一味違う季節を感じる料理で患者様にも喜んでいただけました。
今後も、入院患者様が少しでも季節の移り変わりを感じられるよう、工夫を凝らした行事食を提供していきます。

常食
・白飯 ・はまちの照り焼き ・お月見あんかけ ・ぶどう

糖尿病食
・白飯 ・はまちの照り焼き ・お月見あんかけ ・サラダ ・ぶどう

くちなしで着色した手作りのじゃがいも団子を月に見立て、人参のうさぎを添えました。