【ノロウイルス】を予防しましょう!

2018.01.15

 ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、冬場(特に11月~2月)に流行する傾向があります。また、集団発生する率も高く、ノロウイルスに感染しないこと・まわりに広めないことが重要です。ウイルス感染を広げないためにも、感染予防に気を付けましょう。

ノロウイルスの特徴

▼感染力が強い…少量のウイルスで感染します。嘔吐・下痢の症状のある方は、学校など集団生活をする場には登校を控えましょう。
▼糞便や嘔吐物に大量にウイルスが含まれている…糞便や嘔吐物の処理には十分に注意して処理してください。
▼感染しても症状が出ない事がある…知らない間にウイルスを排出している場合もあるので、普段から手洗いなどをしっかり行ってください。
▼ウイルスの排出が長期化する…下痢・嘔吐がなくなっても1週間から1ヶ月はウイルスを排出している場合もあります。油断せずに手洗いなどをしっかりとしましょう。

予防と注意点

①手洗い

▼手洗いが必要な時…帰宅時、トイレ後、調理前後、赤ちゃんの世話の前、おむつ交換後、汚物処理後
▼正しい手洗いの方法…正しい手洗いの手順はこちらをお読みください。
*感染性胃腸炎のウイルスは、市販されているアルコール消毒剤などでは十分に消毒できません。
 そのため、正しい手洗いが重要です。 
▼入浴の注意点
症状のある方は最後に入浴する。湯船につかる前に十分に体を洗い流す。また、湯船の残り湯での洗濯は控える。

②調理

 中心部までしっかり加熱する。また、調理器具は調理の前にしっかり手洗いし、調理後も十分な洗浄と消毒を!※消毒には希釈した塩素系漂白剤を使用

③嘔吐物・トイレの処理

▼嘔吐物の処理・トイレの消毒には、消毒液(塩素系漂白剤を希釈したもの)を用いて正しい手順で行うことが重要です。
 
 詳しい手順はこちらをお読みください。(消毒液の作り方も掲載)
  ※汚れた衣類の洗濯方法も掲載しています。

 

【参考資料】
厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000182906.pdf