外科

ご予約について

お電話でご予約される方

0848-64-8111(代)

診療のご案内

午前

 
1診 紹介患者
のみ
8:30~10:00
小林 紹介患者
のみ
8:30~9:30
小林 紹介患者
のみ
8:30~10:00

1週 上山

3週 竹原(清人)
2診 上山 竹原(裕子 竹原(裕子) 上山 竹原(清人)
3診 竹原(清人)   交替診療
(9:30まで)
竹原(裕子)  

乳腺
外来

担当医 担当医 担当医
(9:30まで)
担当医 担当医 

※水曜日の診察及び「乳がん検診」は午前10時までの受付となります。
※ストーマ外来は予約制で毎週火曜日の午後診察になります。

その他のご案内

お知らせ

外科では、平成23年1月1日から、ナショナルクリニカルデータベース(以下、NCDと言う)事業に参加します。
この事業を通じて、患者のみなさまにより適切な医療を行うための専門医の配置が検討できるだけでなく、最善の医療を提供するための各臨床現場の取り組みを支援することが可能となります。

NCD事業についての詳細は、PDFをご参照ください。

NCD事業PDF

外科概要

外科医師の総勢は4名で、ベッド数は30床(うち個室は8床)を使用しています。
年間の平均手術総数は約240例で、うち全身麻酔190例、腰椎麻酔50例を施行しています。また、クリ二カルパスを導入し、検査・手術・治療の円滑化、入院、治療期間の短縮化に努めています。
 患者様への実際の診療体制は、それぞれの医師の専門性を生かしながら2名の主治医制をとっています。毎週火曜日にカンファレンスを開催し、確実な診断と最適な治療方針を決定し、さらには、患者様の全身状態の診断・評価を行って、手術適応を決定しています。また、高齢者および糖尿病・高血圧などの並存疾患を有する患者様に対しては、麻酔科や循環器内科とも緊密な連携を計り、十分で安全な術中・術後の管理を行っています。
 以下に疾患別に当外科で行っている主な治療法と治療成績を説明いたします。

消化管

胃腸の手術は年間約150例施行し、うち90%が悪性腫瘍です。その内訳は食道癌10例、胃癌45例、大腸癌50例等であり、その他は虫垂炎などの急性腹症や腸閉塞の手術です。食道癌は多大な手術侵襲となりますが、縫合不全や肺炎などの重篤な術後合併症の発生率は一般的な数値よりも相当低く、遠隔成績も良好です。食道癌、胃癌、大腸癌はガイドラインに即して患者様主体の治療を行っています。また、大腸癌をはじめ穿孔性胃・十二指腸潰瘍など各種消化器疾患に腹腔鏡下手術を導入し、低侵襲で術後のQOLを損なわない手術に努めています。また、直腸癌に対しては排便機能や性機能の温存を考慮した手術を行っています。やむなく人工肛門を造設した患者様には、専門看護師によるアフターケアや生活指導を行っています。また消化器癌の化学療法は近年急速に進歩しており、当科でも積極的に導入しております。

治療成績(1)

  • 食道癌
    当院の過去10年間の食道癌ステージ別治療成績(5年生存率)は0―Ⅰ期で100%,Ⅱ期で73%,Ⅲ期で49%,Ⅳ期で0%でした。食道癌全体の約52.9%が治癒し全国平均の36.1%にくらべ良好な治療成績となっています。
  • 胃癌
    当院の過去10年の胃癌ステージ別治療成績(10年生存率)はⅠA期で98%,ⅠB期で91%,Ⅱ期で100%,Ⅲ期で65%,Ⅳ期で0%でした。胃癌全体の約79.7%が治癒し全国平均の70.0%にくらべ良好な結果となっています。
    「胃がん治療ガイドライン」によると日本の胃癌の治療成績(5年生存率)は,病期によって異なりますが,ⅠAで約95%,ⅠBで約87%,Ⅱで約68%,ⅢAで約50%,ⅢBで約31%,Ⅳで約17%であり,胃癌全体の約70%が治癒しているとされています。
  • 大腸癌
    当院の過去10年の大腸癌ステージ別治療成績(10年生存率)はⅠ期で96%,Ⅱ期で100%,ⅢA期で83%,ⅢB期で78%,Ⅳ期で0%であり,大腸癌全体の約77%が治癒し全国平均の70.0%にくらべ良好な結果となっています。
    「大腸がん治療ガイドライン」によると日本の大腸癌の治療成績(5年生存率)は,病期によって異なりますが,0期で94.3%,Ⅰ期で90.6%,Ⅱで81.2%,ⅢAで71.4%,ⅢBで56.0%,Ⅳで13.2%であり,大腸癌全体の約70%が治癒しているとされています。

治療成績(2)

  • 術後感染症(SSI)発生率
    術後感染症は術後合併症の中で最も大きな位置を占めており、その発症率によって外科医の技術が評価されます。SSIの発生を減少させることが患者サービスにおいて重要であり当院では最新のエビデンスに基づき外科治療をおこなっております。
    当院の過去3年間のSSI 発生率は食道15.8%、胃4.1%、大腸9.3%(結腸11.7%、直腸6.4%)であり全国平均の半分と低頻度です。
    SSI 発生率は全国平均で食道22.1%、胃11.1%、大腸14.9%(結腸15.1%、直腸19.4%)です。

肝臓

原発性肝癌は慢性肝炎や肝硬変症などを合併症とすることが多く、それぞれ患者様の肝癌の状態や肝機能の程度に応じて最適な治療をすることが重要です。当科では、肝臓内科や放射線科と緊密な連携のもと、患者様の状態に応じて、電磁波による焼灼療法、血管造影に引き続いて行われる動注化学療法、そして従来からの肝切除など最適な治療を行っています。外科では原発性肝癌や転移性肝癌に対して鏡視下手術を含め焼灼療法、動注化学療法および肝切除を年間約10数例に施行しています。

膵臓

膵癌は早期発見・治療が非常に困難な疾患の一つといわれています。当院の消化器科では内視鏡的逆行性胆管・膵管造影、MRCP、を施行し早期発見に努めています。膵癌の場合は、切除可能な症例は限られますが当科では年間数例の膵癌に切除手術を施行しています。

胆嚢

胆嚢では胆石症の手術が年間約30例あり、ほとんどの症例に低侵襲の腹腔鏡下手術を行っており、術創がほとんど目立たない手術(傷のない手術)を施行して、美容的な配慮をしています。

乳腺

乳癌は年間約30例の手術を施行しています。確実な診断をするために、外来で超音波検査、マンモグラフィー(レントゲン検査)や針生検、3DーCT、MRIを行い、治療方針を総合的に判断します。乳房温存手術は50~60%に施行しております。また腋窩のリンパ節郭清の指標としてセンチネルリンパ節生検を取り入れています。薬物療法では進行乳癌には術前化学療法を取り入れまた術後の補助療法は、St.Gallen国際専門家コンセンサスに基づき化学療法やホルモン療法を外来で施行しております。再発乳癌に対しても当院で一環して治療にあたっております。
2010年1月に日本乳癌学会の関連施設に認定されました。

治療成績

当院の過去10年の乳癌ステージ別治療成績(10年生存率)はⅠ期で100%,Ⅱ期で85.7%,Ⅲ期で72.2%,Ⅳ期で0%であり,乳癌全体の約82.7%に10年生存を得ております。

日本の乳癌の治療成績(10年生存率)は,病期によって異なりますが,Ⅰ期で70~85%,Ⅱ期で50~70%,Ⅲ期で25~45%,Ⅳで5%以下であるとされています。

内分泌

甲状腺癌の手術は、疾患の根治性を損なうことなく、耳鼻科とも協力して美容的、機能的な配慮を行っています。

呼吸器

手術例の多くは原発性肺癌で、その他は転移性肺癌、気胸、縦隔腫瘍などの患者様です。原発性肺癌は、早期癌にたいしては低侵襲手術を行い、また、進行癌に対しては手術に放射線・化学療法などの集学的治療を併用して予後の改善を図っています。気胸、転移性肺癌や縦隔腫瘍、また、診断のつかない肺病変などに対しては、胸腔鏡下手術を行っています。
当科では消化器外科を中心に、乳腺、呼吸器、内分泌外科など広く取り扱っており、それぞれの医師が専門性を生かして治療に当たっています。特に、疾患の根治性を重視し、これを損なわない限り、術後障害や合併症の少ない手術をめざし、症例に応じて胸腔鏡や腹腔鏡などを用いた低侵襲手術を施行しています。
患者様に病気の治療法、手術法、治療成績、手術の合併症について十分な説明と情報の開示を行い、患者様の同意を得た上で治療を行っています。さらに、胃癌、大腸癌、乳癌や腹腔鏡下胆嚢摘出術などにはクリニカルパスを導入して、検査、手術、治療の円滑化、入院・治療期間の短縮に努めています。
治療成果は学会や医学雑誌で発表し、常に、最新で、良質な医療を患者様へ提供できるようスタッフ一同研鑽しております。

診療の対象となる主な疾病

  • 【消化管】
    食道癌、食道狭窄・穿孔、食道アカラシア、胃癌、胃粘膜下腫瘍、穿孔性胃・十二指 腸潰瘍、大腸癌、急性虫垂炎、腸閉塞、急性腹症(腹膜炎)、腹部外傷、痔核、痔瘻など
  • 【肝・胆・膵】
    肝癌、胆道癌、膵癌、膵胆道合流異常、胆石症など
  • 【脾臓】
    脾腫瘍、突発性血小板減少性紫斑病など
  • 【呼吸器】
    肺癌、気胸、縦隔腫瘍、胸部外傷など
  • 【乳癌】
    乳癌、乳腺症、乳腺炎など
  • 【内分泌】
    甲状腺癌、副腎腫瘍など
  • 【血管】
    下肢静脈瘤など
  • 【その他】
    鼠径ヘルニア、皮膚切傷、皮下膿瘍、爪周囲炎など

乳がん検診について

乳がんとは

 乳がんは、日本人女性のかかるがんの中で最も罹患数の多いがんで、生涯で乳がんに罹患する確率は12人に1人と言われています。早期発見のためには、定期的な乳がん検診とセルフチェックが重要となります。早期発見することで、治療・手術により治る可能性が高くなり、治療法の選択肢も拡がります。

乳がん検診

 乳がん検診は、受けられる方の年齢や自覚症状、検査希望などを問診した上で、マンモグラフィ(乳房X線検査)、超音波検査視触診のうち必要な検査を行います。
 当院では、検診を受けられる方のご希望により、女性外科医師による視触診、超音波検査を受けていただくことができます。また、マンモグラフィも、2名いる女性の診療放射線技師が対応しており、乳がん検診の検査~診察まで女性スタッフのみで対応することができます。男性医師による診察に抵抗があり、乳がん検診を受けるかどうか悩まれている方も安心して検査を受けていただけます。
 女性外科医師による診察をご希望の方や、検診について詳しく聞いてみたい方は、外科外来へお問い合わせください。

    

医師の紹介

副院長 / 小林 達則(こばやし たつのり)

小林 達則

専門領域

  • 消化器外科
  • 乳腺外科

資格・認定

  • 日本外科学会認定医・専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会認定医・専門医・指導医
  • 身体障害者福祉法指定医師(直腸、ぼうこう)
  • 日本がん治療認定機構暫定教育医
  • 消化器がん外科治療認定医
  • 麻酔科標榜医
  • 臨床研修指導医
  • 日本乳癌学会乳腺認定医

所属学会

  • 日本外科学会
  • 日本消化器外科学会
  • 日本臨床外科学会
  • 日本外科感染症学会
  • 日本乳癌学会
  • 日本内視鏡外科学会

第一外科部長 / 上山 聰(うえやま さとし)

上山 聰

専門領域

  • 消化器外科

資格・認定

  • 日本外科学会認定医・専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会認定医
  • 麻酔科標榜医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 日本がん治療認定機構暫定指導医

所属学会

  • 日本外科学会
  • 日本消化器外科学会
  • 日本大腸肛門病学会
  • 日本内視鏡外科学会

第二外科副部長 / 竹原 清人(たけはら きよと)

竹原 清人

平成17年卒

専門領域

  • 消化器外科

資格・認定

  • 外科専門医
  • 消化器外科専門医
  • がん治療認定医
  • 検診マンモグラフィ読影認定医
  • ICD(infection control doctor)

外科医師 / 竹原 裕子(たけはら ゆうこ)

竹原 裕子

専門領域

  • 消化器外科

資格・認定

  • 外科専門医
  • がん治療認定医
  • 食育実践アドバイザー
  • JATAC・ICLS受講