厚生労働大臣が定める掲示事項

■厚生労働大臣が定める掲示事項

当院は厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている医療機関です。

■入院基本料について

病棟

病床区分

看護職員1人当たりの受け持ち数

日勤帯

8:30~17:05

夜間帯

17:05~8:30

病棟4階

一般病棟

5人以内

11人以内

病棟5階

地域包括ケア病棟

6人以内

11人以内

病棟6階

地域包括ケア病棟

6人以内

14人以内

病棟7階

一般病棟

5人以内

12人以内

■入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制について

当院では、入院の際に医師をはじめとする関係職員が共同して、患者様に関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡しております。また、厚生労働大臣が定める基準に則り、医療安全管理体制、栄養管理体制を整備し、院内感染防止対策、褥瘡対策を行っています。

※院内感染対策の取り組みについて

■DPC対象病院について

当院は入院費の算定にあたり、2008年(平成20年)より包括部分と出来高部分を組み合わせて算定する「DPC対象病院」となっております。
当院の医療機関別係数は 1.3788 です。(2025年4月1日現在)
(※内訳:基礎係数 1.0451 + 救急補正係数 0.01320 + 機能評価係数Ⅰ 0.2473 + 機能評価係数Ⅱ 0.0732)

■当院は中国四国厚生局に以下の届出を行っています

1)基本診療料、特掲診療料の施設基準等に係る届出
 ※施設基準一覧

2)入院時食事療養(Ⅰ)を算定すべき食事療養の基準に係る届出
 当院では、入院時食事療養費(Ⅰ)の施設基準の届け出を行っており、
管理栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)、適温で提供しています。

・入院時食事療養標準負担額(非課税):1食につき510円(一般の方)
・特別食加算
・食堂加算

■診療報酬明細書の発行について

当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しております。
明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されておりますので、その点をご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨をお申し出ください。

■保険外負担に関する事項について

1)特別療養環境の提供
 ※自費料金一覧表

2)診断書・証明書及び保険外負担に係る費用
 ※診断書・証明書及び保険外負担に係る費用について
 ※任意予防接種の料金について

3)180日を超える入院について
 同一の疾病または負傷により180日を超えて入院されている患者様は、難病や重症の方を除いて、健康保険法
等による自己負担額とは別に「特別の料金(選定療養費)」を患者様に下記のとおりご負担いただきます。

・一般病棟入院基本料を算定する場合 ⇒ 1日につき2,713円(税込)
・一般病棟・特別入院基本料を算定する場合 ⇒ 1日につき1,000円(税込)

4)セカンドオピニオンの費用について
 ※セカンドオピニオン外来

■医科点数表第2章10部手術通則第5号及び第6号並びに歯科点数表第9部手術通則4号に掲げる手術の施設基準

当院における当該手術の過去1年間の実施件数(令和6年1月1日~令和6年12月31日)

区分1に分類される手術

項目 件数
肺悪性腫瘍手術等 0

区分2に分類される手術

項目 件数
肺悪性腫瘍手術等 0
尿道形成手術等 0
肝切除術等 0

区分3に分類される手術

項目 件数
食道切除再建術等 0

区分4に分類される手術

項目 件数
胸腔鏡及び腹腔鏡による手術 99

その他の区分に分類される手術

項目 件数
人工関節置換術 11

■長期収載品(先発医薬品)の選定療養について

令和6年10月から医薬品の自己負担の新たな仕組みとして、後発品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合は、特別の料金をお支払いただきます。 

 ・後発医薬品は、先発医薬品と有効成分が同じで、同じように使っていただけるお薬です。
 ・先発医薬品と後発医薬品の薬価の差額の4分の1相当を、特別の料金として、医療保険の患者負担と合わせてお支払いいただきます。
 ・先発医薬品を処方・調剤する医療上の必要があると認められる場合等は、特別の料金は要りません。

■歯科外来診療における院内感染防止対策について

当院では、歯科医療における院内感染防止対策について、下記のとおり取り組んでいます。

1)院内感染対策に係わる指針等の策定。
2)院内感染対策に係わる研修の定期的な受講並びに従業者への定期的な研修の実施。
3)口腔内で使用する歯科医療機器などの対する、患者様ごとの交換や専門の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底する等の十分な感染対策を講じています。
・設置装置等:高圧蒸気滅菌装置(オートクレープ)
4)当院は歯科外来診療における院内感染防止対策につき別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関です。

■歯科外来診療における医療安全対策について

当院では、歯科医療における医療安全対策について、下記のとおり取り組んでおります。

1)緊急時には当院医科との連携により速やかに対応しています。
2)緊急時における対策として以下の機器を設置し対応しています。
 AED、経皮的酸素飽和度測定器、救急蘇生キット、酸素ボンベ、血圧計 等
3)院内感染予防対策として、患者様ごとに使用器具を交換するために、以下の機器を使用し洗浄・滅菌処理を行っています。
・滅菌器(1.ZグレーブSR型 2.EQ-70型)
4)以下の歯科用吸引装置を設置し、診療中に発生する診療室内の飛沫粉塵の吸引を行っています。
・Free-100
5)その他、医療法に基づく医療安全管理体制を整えています。

■後発医薬品について

当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬の安定供給に向けた取り組みを実施しています。現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。医薬品の供給不足等が発生した場合に、治療計画等の見直し等、下記のとおり適切な対応ができる体制を整備しております。

・他のメーカーの医薬品の切り替え
・他の規格、剤形への切り替え
・同じ効果の医薬品への切り替え
・処方日数の変更 など

なお、状況によっては、患者様へ投与する薬剤が変更となる可能性がございます。変更にあたって、ご不明な点やご心配なこと等がありましたら、主治医または薬剤師までご相談ください。

■院内トリアージ実施料について

当院では、夜間、休日または深夜において受診された患者様(救急車等で緊急に搬送された方を除く)に対して、院内トリアージを行っております。初診で受診された患者様に来院後、速やかに緊急性について判断をした場合、診療にかかる料金に「院内トリアージ実施料」を算定させていただいております。トリアージの結果、緊急性が高い患者様を優先して診察を行ないますので、来院順どおりにお呼びできない場合があります。あらかじめご了承ください。

■透析患者様の下肢末梢動脈疾患に対する取り組みについて

当院では、慢性維持透析を実施している患者様の下肢末梢動脈疾患に関するリスク評価を行っています。リスク評価の結果、専門的な治療が必要となった患者様は下記の連携医療機関へ紹介させていただきます。

・下肢末梢動脈疾患に関する連携医療機関:医療法人清幸会 三原城町病院

■外来化学療法について

当院では、以下の体制を整備しています。

1)専任の医師、看護師、薬剤師を常時1人以上配置し、電話等による緊急の相談等に24時間体制で対応しています。
2)急変時等の緊急時に入院し、治療できる体制を確保しています。
3)実施される化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価・承認し、がん治療に係る各診療科の医師、看護師、薬剤師などの多職種が参加する委員会を定期的に開催しています。

■医療DX推進体制整備加算について

当院では、オンライン資格確認を行う体制を整備いたしております。

薬剤情報、特定健診情報、その他必要な情報を患者様よりお預かりし、これを活用して診療等を行っております。

■身体的拘束最小化の取り組みについて

当院では、多職種による身体的拘束最小化チームを設置し、緊急やむをえない場合を除き、身体的拘束を行わない取り組みを行っています。

※身体的拘束最小化のための指針

■一般名処方について

当院では、後発医薬品のある医薬品について特定の商品名だけではなく、医薬品の有効成分をもとにした「一般名処方」を行う場合があります。「一般名処方」を行うことで、医薬品の供給不足等が発生した場合にも、患者様に必要な医薬品の供給がしやすくなります。