腸管出血性大腸菌感染症(O157)にご注意下さい!!

2017.09.14

 腸管出血性大腸菌感染症は、O-157などの腸管出血性大腸菌によって引き起こされる感染症です。

 大腸菌には、非病原性のものと病原性のものがあります。非病原性のものは、健康なヒトや動物の腸管内の正常細菌叢を構成する重要な菌種原性を持つ大腸菌のうち、ベロ毒素という腸管に強い細胞毒性を示す毒素を産生するものを腸管出血性大腸菌と呼びます。O-157の他にもO-26、O-111などが感染症の原因菌としてよく知られています。
 感染する主な原因として、加熱不十分な食肉等やそれらから二次汚染した飲食物を介した経口感染があります。次に、感染者と接触する事や、糞便で汚染されたものを触った指や物が口に入ることによる接触感染があります。

症状

潜伏期間は1から10日(平均4から8日)で、症状は激しい腹痛、水溶性の下痢、血便で、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳障害を併発することがあります。また、重症化すると死に至ることがあります。
特に、乳幼児や小児、高齢者、抵抗力が弱い方は症状が重くなる可能性があるので注意が必要です。

感染予防策

O157をはじめとする食中毒については、飲食店等での食事が原因と思われがちですが、家庭での食事でも発生していますので十分注意が必要です。

食中毒予防の三原則

 ①菌をつけない
  食器・器具類は戦場・消毒・乾燥を十分行いましょう。
 ②菌を増やさない
  調理後は速やかに食べ、食品は10度以下で保存しましょう。
 ③菌をやっつける≪加熱≫
  食品は中心部まで十分加熱(75℃で1分以上)しましょう。

 *食事前や排便後の手洗いを徹底しましょう。

二次感染の予防 (家庭内に患者が出たときは,二次感染に注意しましょう。)

 ●トイレの後、患者のお世話をした後は、石鹸と流水でよく手を洗いましょう。
 ●入浴やプールなどで水を介して感染する場合もあります。患者等はできるだけ浴槽につからず、シャワーまたはかけ湯を使いましょう。
 ●衣服に患者の糞便が付いたときは、消毒剤で消毒し、家族のものとは別に洗濯し、天日で十分乾かしましょう。

!!手洗いの手順は、こちらのポスターを参考にしてください!!

 
【参考サイト】

厚生労働省
日本医師会
広島県感染症・疾病管理センター